陶蟲夏草生産計画

群馬の蟲菓舗「灯螂舎」さん 6月出品分 7個のうち5個販売 1月追加納品 2個のうち1個初日販売 三重の植木鉢屋「HACHI8」さん 8月出品分 3個8月中に完売 手元に3個ほど納品準備ができている鉢がある。 博物雑貨屋「ウサギノネドコ」さん 京都店 オンライン 12…

白馬の白雪に白団子蟲鉢

長野のとある山頂の凍てついた世界。 フィルター編集することなくモノクロームの世界。 ここに福寿草や雪割草の鮮やかな花の色が挿さったら素敵なのではないか。 樹氷が美しい。 寒い。身が引き締まる。美しい。

地震 陶器

帰国したら、棚の上からいろいろ落ちていて破損していてショックだった。 こんなに細かく割れてくれるかよ。 能登地震の九谷焼の窯元のことを思うと心が締め付けられる。制作途中でも完成品でもなかなかしんどい。 さあ、どうやって修復しようか。接着剤でつ…

海外世界遺産行脚 100カ所達成

人生でこれまで訪ねたことのある海外の世界遺産をカウントしてみた。やはり独身時代にかなりの数を訪れて以降は出張時に延泊して訪れることが多かったのでフランス、中国、インド、ベトナムなどが多かった。2020年にインドのハンピ遺跡を旅する計画を立てて…

スペインからの戦利品

Cortes Inglesという高級百貨店に行った際もあまり買うものが無い印象だったマドリッド。しかし振り返るとそれなりに購入して帰った。食品の多くはMercadonaの自社ブランド品。自分用はAngel Studio。 リヤドロの陶人形。母が好きなので、日曜蚤の市で「羊を…

23時間の旅路

結局行きも帰りも家からホテルまで片道23時間かかった。 雲上はいつだって快晴。雲海を満喫するなら山より飛行機なんだよな。 北極、グリーンランドを超えていく空路。ひび割れた氷は温暖化ということなのか。 映画を10本観た。瞑想した。寝たのは2〜3時間ぐ…

お店あれこれ。スペインのツルヤスーパーとも言うべき「Mercadona」が熱い。

マドリッド中心街には観光地化した市場がちらほらある。プラザマヨールのすぐ隣のサンミゲル市場は際たるもので値段は相当高くて京都の錦小路市場のようなもの。 スペインでも「亀の手」は食べるようで高級食材。 片手に持って食べ歩けるように工夫している…

マドリッド街歩き

マヨール広場が一つのマドリッド名所らしい。 市庁舎の壁画は美術館そのもの。もっと近くで見たかった。 さすが南米を侵略しまくって黄金を収奪して回ったスペイン王国の王都。古い建物が豪壮だ。 そこらへんのレストランの店構えも重厚。 レティーロ公園近…

マドリッドグルメ

昼間からあちこちの街角のバルで呑んでひたすら雑談する彼ら。 平日は14:00〜17:00までシエスタという午睡休みを取って一時閉店する店が多い。そしてバルやタベルナなどの飲食店が賑わう。 ミートボールにスパニッシュソースというグレービーっぽいソースの…

旅する陶蟲夏草鉢 クエンカ大聖堂

世界遺産を背景に借りたら作品も5割り増しでよく見えやしないだろうか。一番のお気に入りはこの黄金色に包まれた一枚。 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で主人公が無機物に有機物の命を付与する能力を宿しており、その能力が「ゴールドエクペリエンス」だった…

旅する陶蟲夏草鉢 クエンカ旧市街

旅する陶蟲夏草鉢と題して街を歩く。 陶蟲夏草鉢をポケットに入れて、立ち止まって風景とともに撮る。一人旅で自分のペースで歩くとなるとこれがまた楽しい。 撮る意識で景色を眺めると遠景だけでなく近景もいろいろと発見がある。 人形を持ち歩いてさまざま…

世界遺産城塞都市Cuenca

マドリッドで王宮やプラド美術館を回るのも悪くは無いが一度行った場所を再訪するよりも行ったことのない場所へ行きたいというもの。 急遽日帰り旅行に出かけることにした。 300km以上の速度で走るスペイン版新幹線で1時間の距離のクエンカへ。 赤茶けた乾い…

博物標本と耽美の店「Angel Studio」

陶器専門店や雑貨屋を5店舗ほど巡ってどれも期待はずれで買いたいものが見つからずがっかりしていた。そんな中、20時をすぎてたまたま見つけたインテリアショップ。 こういうのだよ、こういう店だよ。スペインにも存在した。 ウニガラスドーム標本。 飛翔能…

MadridのSevilla

Four Seasons HotelとHermesの入った建物の周辺がうっとりするほど重厚で雰囲気のある一画だった。 しかもカルテットがパッファルベルのカノンを四重奏で奏でてくれており、なんだか夢見心地の良い気分にさせてくれた。

王立植物園

王立植物園に入ってみた。入園料は4€。 おお、ミツマタがある。 温室に行くとサボテンが少々。規模感としては新宿御苑の植物園温室のようなイメージ。 カランコエファングやクラッスラ類がちょぼちょぼと数株あるだけでこれだと日本のホームセンターの方がた…

ベッドの真横のガラス張りのシャワー室の謎

今回の宿はマドリッドのAC hotel atocha。マヨール広場、アトーチャ駅などに歩いて行けるので悪くはない。1泊150€朝食込みなのでロンドンに比べたらだいぶ安い。 基本的にはモダンシックな内装で文化的面白みには欠けるけれどもビジネス出張に使うには清潔快…

マドリッド街歩き

散歩している犬が多い。しっかりと躾けられていてペットを社会の一部として扱うペット先進国の意識の高さを感じるが、拾われない路上の糞を多く見かける。パリもロンドンも同様。無駄吠えして躾けられていない犬だらけの日本だが糞を拾うことに関しては日本…

「教科書に載っているような有名な作品」よりも単に「完成度が高く美麗な傑作」をたくさん観たいならティッセンボルネミッサ美術館で圧倒される

マドリッドの美術館といえばプラド美術館。そしてピカソのゲルニカが見られるソフィア王妃芸術センター。旅程が短いとその両方かどちらかしか行けず、ティッセンボルネミッサ美術館に行く人は少ないのではないか。 1920年代から二代にわたって収集された世界…

マドリードへ

昨年のロンドン出張以来の海外出張となった。 チケットを印刷してこなかったことに気づいたがJALのチェックインカウンターでパスポートを見せるだけでボーディングパスを発券してくれた。 セキュリティコントロールが鞄からPCを取り外さなくて良くなったので…

高円寺「ポエム」

仕事で嫌なことがあると憂さ晴らしに甘いものを食べたくなる。 久しぶりに高円寺「ポエム」へ。フレンチ出身の若い女性シェフが老舗ポエム高円寺店を事業継承して以来、SnS映えする豪華フルーツサンドやケーキで週末は行列店になった。 平日の19時半過ぎとな…

高円寺東中央公園前「NEYO」

新カステラが閉店してその後に開店したのは業務スーパーの向かいにある子供服兼ネイルサロン兼カフェの「TAW」の系列店。 こちらは撮影スタジオとカフェの兼業だそうで店舗面積に対して席数は少ないのはスタジオ使いするためなのだろう。カフェ専業では難し…

温井ガラス工房のガラスのウミウシ

自然造形雑貨店「ウサギノネドコ」の「もしも博物展」でご一緒させて頂いている温井ガラス工房さんのガラスのウミウシを衝動買いしてしまった。 おしりに水晶が付いた想像上のウミウシ。緑がかった水晶と体躯の深い青のグラデーションが素晴らしい。 上から…

庭に陶蟲夏草鉢を埋める

鉢を作るだけにとどまらずそれをどう使い、どう使用していくかも探求したい。鉢を見てくれる人に提示したい。 そこで庭の花壇の穴を掘って陶蟲夏草鉢を埋めてみた。 陶蟲夏草鉢にはセネキオ「七宝樹錦」を植えこんだ。底を網で遮っていないので旺盛に伸びた…

初めて産卵から羽化させたミヤマクワガタを標本に。「むし社」

2020年夏に秩父で採集したミヤマクワガタ。産卵させ、2年間育ててようやく蛹になり羽化したミヤマクワガタのうち最も大きな個体は羽化後にすぐに亡くなってしまった。何が悪かったのか未だにわからない。 残念ながら頭部も胸部もぐらぐらで腐っていると言わ…

正統派喫茶店 中野「ばらーど」

8年間も住んでいて気づかなかったことに愕然とした。環七から入り早稲田通り沿いの細い路地の奥にある喫茶店を見つけた。 緑のレトロな看板は喫茶店「ばらーど」 細い細い路地の突き当たり。 苔むした飛石を歩き椿の生垣を抜けていく。 昔ながらの和風な佇ま…

生牡蠣食べ比べ 笹塚「兎屋」

北海道厚岸の生牡蠣と岩手大船渡の生牡蠣の食べ比べ。 全く味が異なることに驚く。どちらも美味しいが好みは厚岸産の生牡蠣。 生牡蠣にワインやシャンパンを合わせるのは結局難しいが辛口日本酒は容易に合う。 王録、上喜元、酔鯨と杯を重ねる。 美味しすぎ…

菊池ビエンナーレ

蟲界の大御所とも言える奥村はなさんのベニテングハゴロモとヤモリのオブジェも発見。 あまり陶蟲をつくってらっしゃる人は少ないので勝手に親近感を抱いている。 この方の陶蟲はどれも蟲らしさだけでなく可愛らしさがある。 中嶋草太さんの風化した骨格のよ…

年明け作陶備忘録。クワガタジオラマ鉢、スタンド鉢、陶蟲夏草プランターピック。

カブトムシ鉢と対になるクワガタジオラマ鉢を作ってみた。重い。 ギラファホソアカクワガタ、ノコギリクワガタ、オオクワガタの蛹が貼り付いている。一頭の蟲で一鉢作っているのだから豪華というか非効率な鉢でもある。 そしてヤマトカブトムシ蛹スタンド鉢…

「陶蟲夏草」名刺を作る

消しゴム判子で作ったロゴを元に名刺を作ってみた。 表にはシンプルにロゴと陶蟲夏草の文字。一旦、消しゴム判子にしたことで生み出せたインクのかすれ模様も作った甲斐を感じさせてくれた。蟲だな。かわいくはならない。私好みのグロテスクさも含有していて…

病み上がりの正月

息子のリクエストに応えて春の七草粥を作る。便利なもので取り合わせパックが売られているので横着して買ってきた。さもなくばそれぞれの材料をどこで買ったらいいかなどわからない。 どの草が何なのか説明書きがない。 教科書の説明が本当に宜しくない。ナ…