2020-01-01から1年間の記事一覧
工房に行く時間を削って、陶器植木鉢に植えるブツを物色しに年に数度の多肉植物愛好家の祭典「ビッグバザール」へと足を運んだ。 一般素人が参加できる販売会・オークションとしては最高峰なのではなかろうか。同一品種内でも良株を追い求めているような玄人…
リミットレス (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 人間は普段、能力の20%しか活用できておらず、それを100%活用できるが致死的な副作用を持つ薬の力で成功を掴む男の話。 単なる破滅の話で薬物使用を戒めるような話だと思ったが、違った。こ…
私の理想的なハンバーガー屋を吉祥寺に発見。Crown Houseという名前らしい。道に面した半開放のテラス席。この入りやすさと解放感、カジュアルさがハンバーガー屋にはあって欲しい。それは例え、グルメバーガーでも、だ。繰り返す。こういうテラス席付きの路…
高円寺のイオンリカーでクラフトビールをいくつか見つけて衝動買い。以前、軽井沢、松本、渋温泉、蓼科周遊旅行に行った際に飲んだ越後ビールの「雷電 閂」。インパクトのある見た目もさることながら、その美味しさに驚いたのを覚えている。それから東京に戻…
ありがたいことに2週連続で日曜日は工房に来られた。工房の家庭菜園が全て刈り取られて処分されるところだったので、そのうちの捨てられる野菜で遊んでみた。どうだろう。唐辛子の朱色がなんとも鮮やかでハロウィンにも馴染むランタンのよう。団子虫を苗床に…
いつもブログを覗かせてもらっている方から、世界でも朝顔の色や形の豊富さは日本が随一というコメントを頂き、なんだか朝顔に目が止まるようになってしまった。実は朝顔は奈良時代に中国から伝わってきた外来種だそうで、700年の間にすっかり日本の文化にも…
高円寺から各駅停車で70分。10時前には奥多摩の古里駅に着き、ハイキングコースを歩いて鳩の巣渓谷を経て白丸ダムへ。2時間ほどで歩き終わってしまい、少し物足りない距離ではあった。1時間で新宿新都心のビル街から山だらけの景色へ。あちら側では毎日、コ…
次に使いたい人がいるので、窯出ししてくださいとの連絡を受けて急遽、仕事終わりに窯出しした。今回も小窯は自分の作品だけで焼かせてもらえた。癒着も破損もない、恙無い本焼成だった。 まずはある意味、自分の中で確立したシリーズの陶虫夏草「団子虫鉢」…
10月は一度も作陶できず。久しぶりに作陶した。双頭山羊鉢の素焼きには体軀をマグネシヤマットを筆塗り、角には金ラスター釉薬を筆塗り。あまり頑丈そうな鉢ではないので風で倒れそうな屋外ではなく根上がり気味にハオルチアを植えて室内窓際に飾りたい。何…
今年の上半期は閉店ラッシュだった。秋に入り、あちこちで閉店後のテナントで改装工事が始まり、新たに開店し始めた。タピオカ店はまるで山火事のようだった。短期間で何店舗も広がり、ほとんどが定着することなく半年ほどで閉店し、そこに多くの新しい店が…
そろそろ冬支度かね。 4月まで油断できない寒の戻りが続き、6月下旬からは梅雨。7から9月は蒸れやすく最も致死率の高い時期。11月からはもう防寒に気をつけ始めなければならない。そうなるとサボテンや多肉植物の成長期というのは短い。 遅々とした成長のじ…
南瓜をくり抜いてジャコランタンを作ってみた。花屋で売られるランタンDIY用の南瓜は水気が多く柔らかいので、簡単にくり抜くことができた。水気が多いせいで腐りやすく1週間ほどしか持たないらしい。来年は彫刻刀を使ってもっと凝った彫り物をしてみても良…
益子のカフェ「1 1/2」で見かけてなんとも魅力に嵌まってしまった珈琲カップとソーサー。マスターにこの人の作品を買える店はないかと聞いたところ、民藝店ましこを紹介してもらった。 作者は高根沢三郎さんという方で、農家に婿入りし、半農半陶の生活を送…
益子は昭和懐古趣味の人達にとっても魅力的な街なのだそうだ。 古い琺瑯看板もちらほら。熱心な収集家のいるジャンル。私には幼少の懐かしい記憶というには古すぎてどちらかというと映画の中やテーマパークで見るファンタジックな光景だけれども。 昔懐かし…
益子といえば陶器。古くからの陶器の街で浜田庄司が移り住んでからは民藝で盛り返した益子焼き。今も作家が多く移り住み、春秋の陶器市には多くの陶器好きが集まる。本当ならば秋の益子陶器市に来たかったのだが、今年はコロナのせいで開催されない。 益子駅…
ありがたいことに有給休暇を10月中に4日ほど取得しないといけないことになり、妻の許しも出たので一泊二日の一人旅に出ることにした。 御嶽山で一人キャンプ。下諏訪のゲストハウスに泊まって酒蔵巡り、温泉巡り、民藝に鰻。あれこれ頭に浮かぶ。滅多にない…
親戚家族の集いとお祝いを自宅で開いた。◎チキンレッグ。レモングラス、生姜、醤油と蜂蜜で一晩漬け込み、低温真空調理器で1時間半、中心まで火を通し、1時間乾かしてから熱燻製。美味しい。美味しいのだが、今回かけたもうひと手間に見合う驚きはなかった。…
あれこれうまくいかなくて、厄介な問題が目の前にあって、心のバランスが酷く崩れていると感じることがある。そんな時の立て直し方の備忘録。 車で旅行に行く。 日常は忙しく生活時間帯の様々なすれ違いもあるから妻と話す時間は少ない。 目的地までの車中の…
コロナ禍の子供の運動会が終わった。密になる綱引きや大玉転がし、玉入れのような競技はなし。子供の学年の徒競走や出物の時間帯だけ親は見学し、昼休みは子供達は教室に戻ってお弁当を食べる。あっさりしたものだった。制限の中の数々の工夫が忍ばれる。コ…
中野駅から早稲田通りに向かう住宅街で出会った一景。この駐車場の風情、竹の車止め、そして何よりビンテージクラシックのトヨタ車。屋外まで覆うこの美意識とコダワリ。このお宅の室内はどんな風なのだろう。カッコええ。ひたすらカッコええ。私には今、車…
やたらモノクロの似合う、豆鹿の頭骨鉢。これには「唐印」を植えてある。立派な花茎は朽ち、そのまま株も枯れてしまうのではないかと危惧していた。 しかし株元のあちらこちらから新葉が出てきた。頭骨の中でしっかりと根を張ってくれたのだろう。「死」から…
ギムノカリキウム属の「翠晃冠錦」が8月と9月に3輪が2週間置きほどの間隔で咲いた備忘録。まだ幼苗のような大きさの株なのに、同じぐらい大きな花を咲かせる。 なるほど、これが花サボテンというやつか。これは嵌ってしまう愛好家が多いのもわかる。私はこれ…
太陽のような。コロナのような。いや、わかっちゃいるけど鉢に対して大きすぎる。このまま乾かしきって、制作途中のウシアブ鉢に合わせたい。 300円で買った一株のピンクッション。この時点で2週間ほど乾かしているのだが、まだ40%程度の生乾きといったとこ…
3月の大花潜を模した陶虫夏草鉢に植えられた七宝珠錦。ようやく根付いて新芽が出始めていた頃の写真だ。 白い毛を全面に纏う「銀月」、球数珠状の「グリーンネックレス」、個性的な葉形の「マサイの矢尻」などセネシオ属は形状の個性がとても豊かだが、この…
昨晩、路地裏で爺様がずっと空を見上げたまま動かなかったのは中秋の名月だったか。素晴らしい気候。湿度も下がり、瑞々しい薄い花弁が再び咲き乱れる季節。向日葵のような、椿のような厚ぼったい花が咲き乱れるのとはやはり風情は異なる。10月初旬の気持ち…
この日は生産性を無視して、ぼんやりとのんびりと作陶することにした。削りカスを水に溶かし、乾かして練った再生土で植木鉢を作る。やはり土練機を通さないと再生土では粒子や固さに偏りがあるので水挽きに難がある気がする。歪んだ指痕のたくさん残る整い…
シルバーウィークなんてものではなく、単なる中型連休に終わった4日間。まだコロナ禍は継続中でどこかに旅行に出かけられるわけでもなし。 とりわけ他の人からしたらどうでもいいのだろうけれど、何年前の連休は何したっけ、という備忘録はその前後背景をあ…
先週作った頭の部品。夏場はムロの中に入れていても乾燥が速く、翌週には作業を続けないと乾きすぎて組み立てられなくなってしまう。前脚が4本。それを組み立てた。両方が前。子供の頃に好きだったドリトル先生という児童書に「オシツオサレツ」という両方…
子供の夏休みの自由研究に並走して私も何か取り組んでみようと思い、豚足標本を作ることにした。仕事がえらく忙しかったのだが、親とて仕事を言い訳にして自由研究から逃げてはいけないと思い、自分に追い込みをかける。いざ、出来上がってみると、えもしれ…