もてなし

馬野郎

京都に一軒だけの馬肉専門店、その名も馬野郎。 通常は冷凍と解凍を2回繰り返すところを冷凍した馬肉を解凍せずに輸送し提供してくれる。 こんなにも馬肉は美味かったのか。 馬の各部位の窪みにそれぞれの部位の肉が置かれて出され、これを全て刺身で頂く。…

座禅

週末のほうが起床時間が早いというのは職業人としてどうなのだろう。禅寺へ友人を二人連れてお邪魔した。 一人は天文学を研究しているスロバキア人で、学生としてではなく嘱託研究員として京都大学で働いている若い男で、以前から禅に興味を持っていると言っ…

御在所岳と鹿の湯

嫁さんの誕生日を祝いに三重は「湯の山温泉」へ。京都から高速道路で四日市まで1時間程度。さらにそこから15-20分と直線距離以上に近く感じる。 鹿の湯ホテルの裏の坂道から数分でロープウェイへ。開設当時はいくつもの世界一記録を樹立した50年経っても壮観…

重森三玲庭園美術館

重森三玲は勉強が全くといっていいほどからきし駄目だったらしい。画業を志すも帝都の芸術学校には絵の上手い奴は腐るほどいて、画業でも挫折した。 日本の美を探求することに舵を切り変え、活け花を学び、当時記録などなかった全国の寺社仏閣の庭園を記録し…

今宮神社と炙り餅

暑さに打ちのめされるように今宮神社参道にたどりついて、飲み物だけを売っていないか聞いたところ「一和」には餅しかないと断られた。反対側の「かざりや」に聞いたら、メニューにはありませんがこれをどうぞと店先で冷たいお茶を振舞ってくれた。救われた…

餡蜜 みつばち

出町柳にある「みつばち」の餡蜜を食べた。美味しい。しかし餡蜜はここに限るだとか、ここのは絶品だと雑誌に評されるほどの違いは感じられなかった。 客層は女性中心。男独りの客など自分だけだった。暖簾からして乙女心を刺激する意匠なので仕方ない。知ら…

向源寺 国宝十一面観音立像

賤ヶ岳に登った後に近くの向源寺の国宝十一面観音立像を拝みに行く。 本堂とは別の宝物館の中央に安置されており、背後も含め全方位から拝めるようになっている。なんとも粋な計らい。 像の正面向かって左手斜めから拝む十一面観音の優雅さには言葉を失う。…

夏の終わりと線香花火

大勢で打ち上がる花火を見上げるのもいいけれども、肩を寄せあって覗くようにして線香花火を楽しむのも捨てがたい。ほっこりとする。 線香花火捌きの上手さを競い合う。 空間を繋がるように、伝播するように煌いていく線香花火は何度観ても不思議。単純な仕…

島原の遊郭揚屋 きんせ旅館

随分と前から行ってみたかったきんせ旅館というカフェバーにようやく行くことができた。島原の遊郭街、新屋敷太夫町にあり、角屋という一般公開している元揚屋のすぐ近くにある。 推定築250年のかつての揚屋。予想以上に大きな建物で、一階がカフェバーにな…

醍醐寺で眼福

三宝院の普段入れない座敷で庭園を観ながら御薄を頂く。床には太閤が花見に使ったという総金箔の天目茶碗に秀吉に御伽衆として仕えた落語の始祖とされる曽呂利新左衛門の書のお軸。金蒔絵の施された棗には利休好みと説明がされていたが、侘び茶を旨とした利…

平安神宮紅枝垂桜

表層雪崩のように紅枝垂が屋根の上に溢れていた。 洛中で最も見事な紅枝垂れなのではないか。人でごった返すことを承知しても見に行きたい桜のひとつ。

毘沙門堂 般若桜

晴れていたら。。。毘沙門堂の般若桜が見事だっただけに惜しい。

桜狂い 本居宣長 岡崎疎水

小林秀雄による本居宜長を読み始めたのだが、学が足らなさすぎて理解できなかった。 本居本人の著書から原文のまま多く引用してくれる。しかし江戸時代の学者の記述を解説することなく読者が理解した前提で話を進めるので穴だらけの理解となってしまう。致命…

御室成就山遍路

御室の仁和寺は御室桜という遅咲きの背丈の低い桜で有名な門跡寺院だが、その裏手の成就山の八十八箇所巡礼道はあまり知られていないようで足を運ぶ人は少ない。文政10(1827)年に仁和寺第二十九世門跡済仁法親王の願いから寺侍が四国八十八箇所霊場から土を…