美術館 博物館

赤と青

海月も海老も。 民主党と共和党。 女と男。 攻撃色と平常色と。 ぐりとぐら。 赤鬼と青鬼。 カスタネットも赤と青の対。 赤と青って対立色なのか。特に意味はないけれども。

硬派。

ヨチヨチとぎこちなく歩く姿に老若男女が「かわいいー」と嬌声を上げる。 そんな衆目の前で威勢良くブリブリッと出した。求められる役割なんざ、演じねえと言わんばかりに。一瞬の沈黙とともに周囲の空気が凍った。痛快。かっこいいですぜ、ペンギンの兄貴。…

海月

平安餅と山口華楊展

華楊展を観る前に平安餅を摘む。気軽で美味い。 「荷風」という作品があった。鷺は追い風で降りているが、こんなに強風だと向かい風で降りる方が鳥は安定しないものか。強風に逆らうように降り立っている方が「荷風」の題にもそぐうのでは。 習作やデッサン…

府立植物園

半年に一遍ぐらいは府立植物園に来るのも良いな。広くて開放感があるし何より乳児と母親無料というのも優しい。絵本をぎっしり収納したキノコ型野外本棚や遊具なんかもあって、子育てを温かく見守る行政の姿勢を感じる。入口で入園券を切る爺様方もなんだか…

池田満寿夫 陶仏

湯の山温泉にあるパラミタミュージアムの池田満寿夫氏作品の常設展示。 前衛的すぎてなんだこりゃ、と思ったが見れば見るほどなんだか凄いものに見えてくる。これも無作為の作為というのか。自然の岩の形状を利用して岸壁に彫った中国西部の岩窟の仏のような…

重森三玲庭園美術館

重森三玲は勉強が全くといっていいほどからきし駄目だったらしい。画業を志すも帝都の芸術学校には絵の上手い奴は腐るほどいて、画業でも挫折した。 日本の美を探求することに舵を切り変え、活け花を学び、当時記録などなかった全国の寺社仏閣の庭園を記録し…

徳川美術館

徳川美術館へ行った。ガイドブックでは名古屋城や徳川園をお勧め観光スポットに挙げている場合が多いが、徳川美術館はさほど注目されていない。少し不安にはなったが折角なので足を運んでみた。 展示品の充実度に驚いた。なにせ日本を260年も統治した徳川幕…

名古屋城

名古屋城の前では甲冑を来た青年の前に女性が10人程の列を成していた。なんでもイケメンの武将が観光客誘致に一役買っているらしい。近くによると、付き添いの足軽が写真撮影はツアー参加者に限らせて頂きますと連呼していた。雑兵め。 彦根城の観光マスコッ…

なばなの里 続

なばなの里

名古屋の傍、長島スパーランドと同一経営の「なばなの里」。なんでも毎年増強され今やLEDが680万個も使われた最美イルミネーションが見られる。 レストランが8つほどあるのだが、メニューを見る限り最近みかけるような小洒落た店が多く、幻想的な眺めがある…

山崎蒸留所再び

工場勤務の配管フェチにはたまらぬ光景。よく手入れされた艶光りのする金属管って最高。また来てしまったサントリーウイスキー山崎蒸留所。 語るに落ちるというか、あれもこれも写真を載せるよりこの琥珀色のウイスキーが入ったグラスを一枚載せていつか見返…

松伯美術館 上村松篁

上村松園、松篁、淳之の三代に渡る日本画を納める松伯美術館に帰途立ち寄った。数年前訪れた際の展示作品とは全て異なり、今回は松篁の没後10年を記念した鳥類、取り分け鶴の作品が多かった。 彼の作品は余計な装飾が排除され、簡潔で好きだ。自分の頭の中で…

海洋堂ミュージアム 裏

海洋堂ミュージアムの凄さを自然動植物の造形だけだと思ってはいけない。そこはサブカルチャーの殿堂。フリークな外国人にもっとアピールすべきではないのかね。秋葉原を目指すような客でくらいつく外国人はたくさんいると思うのだが。 ミシュラン3つ星スポ…

海洋堂ミュージアム

もうすっかり忘れ去られているのかもしれないが、10年ほど前に大人がこぞってチョコエッグの中の動物模型に夢中になった時期があった。ソニーの子会社にバイトとして出入りしていた時分、多くの社員のモニターやパーティションの上に並べてあるのを見たこと…

ジパング展

高島屋でやっていたジパング展に行ってきた。 山口晃、天明屋尚、会田誠に代表される日本画風なポップアート作家ら32人作品がそれぞれ数点づつ集められている。 チケットの表を飾っている山本太郎の手による屏風絵なんぞは、能面を着け掃除機をもった人物が…

水鏡面の睡蓮

もともと仏教の経典では蓮ではなく睡蓮を取り上げていたらしい。それがいつからか蓮にとって代わられて現代に到ると。 睡蓮は英語を直訳すると水百合。睡蓮と蓮は種属としては大きな隔たりがあるらしい。一般的には蓮は水面上に葉が立ち上がるが睡蓮は水面に…

サントリーウィスキー山崎蒸留所

山崎駅前にあるサントリーウィスキーの蒸留所。 創立者である竹鶴さんが門外不出のウイスキー製造工程をイギリスの教授に頼み込んで伝授してもらい、全国からウイスキーに適した水源を探し歩いてはサンプルを教授に送って指南を受けながら開いた日本初の蒸留…

新嘉坡動物園

今まで訪れた動物園の中でも群を抜く。設計思想が根本から異なるのだろう。手を伸ばせば届く至近距離でナマケモノが餌を食べている。しかも子連れである。タマリンが僅か頭上の枝を走り抜ける。熱帯の鳥が足元を歩いていく。目も眩む樹上をオランウータンが…

近江瓦

先入観や感情が先行しているかもしれないが、日本の瓦が世界で最も美しいと思っている。ここ近江八幡の瓦ミュージアムには韓国、中国の瓦だけでなくスペインやドイツなど西欧各国の瓦も展示している。それらを比較すると形は様々だがどれも焼成した土の質感…

観光 伏見考

伏見の酒蔵廻りをしたのだが、物足りなさと「勿体無い」感が残る。月桂冠と黄桜を訪れたもののわざわざ醸造所を訪れた意義に乏しい。あるのは動きの全く無い模型、作業工程や吟醸純米酒などの区分説明などの展示物、売物の酒を3種飲めるだけの「利き酒」。し…

興福寺国宝館

興福寺仏像館は好みの仏像が粒ぞろいで素晴らしかった。歴史的な価値はあるのだろうがよくわからない仏像と言うのではなく、素人目にも唸ってしまうような国宝、重要文化財が揃っている。しかも陰影を浮き立たせるように照明が当てられており存在感がある。…

梅小路蒸気機関車館

京都駅と丹波口駅の間の線路に挟まれた僻地にある梅小路蒸気機関車館に行ってきた。1月4日から10日までの期間限定で扇形車庫の蒸気機関車を軒先から数m前進させ、機関車の先端を並べて勇壮に展示していると聞き知ったからである。別段、鉄道マニアでもないの…

蟹ミュージアム

なかなか楽しめた越前蟹ミュージアム。特に冬の季節、街中周辺に大した観光名所は無いので蟹を学びに訪れる価値はある。晴れて蟹検定3級を頂戴してきた。 国産のズワイガニを冷凍にすることはまず無いという。国産であれば、生きたままか茹でた状態で冷凍す…

西陣織工芸美術館 松翠閣

こんなことをいっては甚だ失礼だが、全く期待していなかった。ぐるっとパスという美術館割引冊子の10個目のスタンプを獲得するためでしかなかった。失礼な話だ。 それを嬉しい驚きで期待を裏切ってくれた。入館料なんと一人200円。それが割引になり100円。し…

比叡山ガーデンミュージアム

秋の深まる中、比叡山ガーデンミュージアムへ。 数年前の春に友人と訪れた時は、まさに花々が畝に盛り上がるように咲き乱れていた。今回はと言うと、枯葉ミュージアムの態。ごくごくわずかに数えるほどの品種が咲いている。 11月末で冬季閉館に入るそうだが…

並河靖之七宝記念館

東山周辺にある七宝作家の工房を保存した美術館。 七宝は銀線で縁取った輪郭線にガラス質の釉薬を流し込んで焼いたエナメル工芸品。ようは塗り絵のような原理なので極色彩で繊細な図柄は当然難しい。そのはずなのだがこの繊細さはどうだろう。小振りな小瓶に…

京都市美術館 院展

日本美術院の再興第95回院展を京都市美術館に見に行ってきた。 東京美術学校を排斥された岡倉天心を中心に橋本雅邦、六角紫水、横山大観、下村観山、寺崎広業、小堀鞆音、菱田春草、西郷孤月らが結成、後に再度再興した日本美術院の春秋2回行われる作品展で…

滋賀近代美術館

滋賀出身だとかで小倉遊亀の作品が寄贈され常設展示されている。 小倉遊亀という日本画家は知ってはいたが、女性だとは知らなんだ。遊に亀でユウキではなくユキと読むらしい。残念ながら小生の好みの画風ではない。 特別企画展が二つ催されていた。ひとつは…

佐川美術館

陶芸の森、MIHO美術館、滋賀近代美術館と佐川美術館。以上4つをまわると、割引がもらえる上に抽選でプレゼントがあたるとか。もらえるプレゼントは最後に訪れた美術館毎に異なるが、佐川美術館は平山郁夫の2011年カレンダー。どうやら絵の部分は剥がして額に…